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退職にあたり気になること~休養中の「傷病手当金」はもらえるのか?

先日、退職の意思をボスに伝えたお話をこちらに書きました。
退職の意思をやっとボスに伝えた!

前々から会社への不満もありましたが、通勤に支障を来している状況で、タクシー通勤で何とかやっているものの、経済的にも長くは続けられないと思ったことが退職を決意する後押しになりました。

ということもあり、一般的によくある「転職先を決めてから退職」ということができませんでした。
(これについては、通勤ストレスだけでなく、私の生き方・働き方に関する考え方のお話にもつながるので、その話は追々ご紹介します)
今の状況だと、退職後もしばらくは焦って転職活動したりせず、ゆっくり心と身体を休める日々を過ごそうと思っています。

そんな時、無職状態の生活を支えてくれるものとして真っ先に思い浮かぶのが「失業手当」ですが、「失業手当」って「働く意思があって求職活動をしているけれど職が見つからない」人のための手当ですよね。
現状の私は「求職活動ができない」状態なので条件に当てはまらない。
でも、お国の健康保険制度は「けがや病気で働けない」人にも手当をくれるのです。
条件付きで。
今日はそのお話を書きます。

「けがや病気で働けない状態」をサポートする「傷病手当金」

会社の健康保険組合の制度です

「傷病手当金」は、加入している健康保険組合(健保)の制度なので、基本的には、「休職者」への経済的サポートを目的とした制度です。

・病気やけがのために「労務不能」と判断されたこと
・続けて3日以上休んでいること(4日目から支給)
・十分な給料等をもらえないこと

などと条件がありますが、それを満たす人に、だいたいお給料の3分の2くらいの額が最長1年6ヶ月支給されるそうです。
病気やけがで休職することになった場合、会社によってはいきなり無給状態になるのではなく、しばらく会社独自の手当で給与の一部をサポートしてもらえることもありますね。
そういう場合は、会社が給与サポートしてくれる期間を過ぎても復職できない場合に初めて、健保に「傷病手当金」を申請することとなります。

私の場合

私はここのところ毎日タクシー通勤して交通費自己負担で会社へ行っています。

「それなら退職するんじゃなくて休職したほうが経済的にもベターだったんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、私の場合、「ふとんから出れない」とか「家を出ようとするとお腹痛くなる」とか身体からのストップがかからず、何とか会社に行けちゃったんですよね・・・

もちろん、「電車に乗れなくなった」というところで「アウト!」なのかもしれませんが・・

タクシー通勤思いついちゃって、しかも2000円強なんで、「会社行けちゃった」んですよね

でもこのままでは、今のところに住んでいる限り、そして職場が移転しない限り、この状況が続くことになります。

そしていつか限界を迎えることは目に見えていました。

でも休職するきっかけもなく、万一休職したとしても戻る場所はこの会社ではないというのも確実で、退職を選んだのです。

一定の条件を満たせば、退職後も受給できるそうです

そんな私への唯一の希望は、「傷病手当金は、一定の条件を満たせば退職後も引き続き受給可能」ということ。

どんな時に退職後も受給できるのか

普通、会社を退職すると、健保も脱退することになります。転職する人は転職先の健保へ異動、それ以外の人は国保に加入するか、退職した会社の健保で「任意継続被保険者」となるかを選びます。

で、退職後も「傷病手当金」を受けられる人はこの条件を満たす人だそうです。

・退職前に継続して1年以上被保険者期間があった人
・退職時に傷病手当金を受給中で、引き続きその病気やけがのために働けない人

一般的には休職して復職できずにそのまま退職、っていうケースを想定していると思うのですが、病気やけがになってなんとか働いていたものの結局退職、みたいな人はどうなるんだろう?

私の場合は?

上記の2番目の条件がよくわからないんですよね。
「退職時に傷病手当金を受給中で」とあるから、退職日まで有給休暇を使う私は対象外かなぁ。
社労士さんのサイト等をよく調べてみると、「退職時に傷病手当金の受給資格があって」というのが厳密な解釈で、退職後に初めて申請するケースもある、ということを知りました。

参考
退職後に初めて傷病手当金を申請するケースshoubyou.com

もしかして、私もいけるかも?
ただ、制度ってどんどん変わっていくものだから、最新の制度に即した記事じゃないかもしれない、という不安もあります。



次回へつづく

先人たちの経験談をググりまくってみたものの、自分と同じようなケースがなかなか見当たらず、自分が傷病手当金を受けられるのか、かなり不安です。

まあ、当初退職することを決めた時にはそんな制度自体知らなかったので、もし受けられたらラッキーというくらいの心持ちでいようかと思います。

ただ、期待し始めちゃうと、ちょっとした事前準備が足りなかった!みたいな凡ミス的なことで受給できないことになったらとっても勿体ない、という気持ちになってしまうのです。
ということで、とりあえず健保に問い合わせてみることにしました。

長くなるので次の記事に書きますね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。