先日、退職の意思をボスに伝えました。
今日言おうか、いや時間があわない、でもそろそろ言わないとまずい、とか思いながら日々は過ぎ、ようやくボスのまとまった空き時間を見つけ、ちょうどいい会議室を予約でき、突撃することとなりました。
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いざ、突撃じゃー!
気を強く持って、万一引き留められたり逆ギレされたりしてもひるまないように心の準備をして、胸を張って、ツカツカとボスの席まで行きました。
一度心を決めると一直線ですね。
もう止まらない、というか引き返せない。
ボス
ボス
と会議室に誘導しました。
(うちの職場は6月になるとやっと落ち着いてくるので、一応区切りがいいんです)
よし、言ってやったぞ!
ボスのリアクションは?
すごく気を強く持って、戦闘態勢で臨んだ私に、かけられた言葉はこんな言葉でした。
ボス
まさかそんなことを言われるとは思っておらず、喧嘩上等!くらいの勢いで行ったので、拍子抜けとともに緊張の糸がプツリと切れたのでしょうね、涙がでてきてしまいました。
うちの組織は中途入社中心で、辞める人も全然珍しくない組織なので、ボスはもう慣れているんでしょう。
そこからは淡々と、思い出話をしつつ、最終出社日の目処を伝え、残りもよろしく、ということでその場はお開きになりました。
退職を決意した理由
私は通勤に関わるあれこれに一番のストレスを抱いており、仕事や会社組織に対する不満は現時点では相対的に少なく見えているような状況です。
ただ、今の会社には転職した当初からがっかりしたことがたくさんありました。
こんなことにがっかり
- 同じくらいの経験値なのに採用された部署によって職階(=給料)が大きく異なる
- だらだら残業して生産性低い人達が「そういう年次だから」ということで昇格しちゃった
- 下の人に雑に丸投げするような人が管理職・・・
入った時点ではその組織の中で年少組だったので、こういうところに入っちゃうとこんな思いと戦うことになります。
こんなこと思ってました
- いくら自分の実力を見せつけても順番待ちなんだろうなー
- 自分の成長が止まってしまうんじゃないかという危機感
- 実力主義でも成果主義でもない、外資ぶってるくせに結局年功序列かい!
いつ辞めようかいつ辞めようかずっと考えていました。
ただ、私にも少なからず責任感というものがあったので、その年の区切りのよいところまでは頑張らねば、という気持ち(=決断を先延ばしするための言い訳)もあったのです。
そんなことを考えながら、
毎年毎年区切りのよいところに来る前に新しいプロジェクトに放り込まれて隔絶される、みたいなことを繰り返し、早4年。
重い腰を上げたきっかけ
- 昨年、生き方・働き方を考えさせてくれた本に出会って、やっぱりまず「辞める」ところから始めよう、という気持ちになった
- 通勤ストレスで電車に乗れなくなり、もう本当に自分がやばい!ということに気づいた
こういう経緯を経て、今年辞めずにいつ辞める!という決心がついたのです。
現在の懸念
ボーナスもらえるのかなあ
多くの会社と同じく、うちの会社も6月にボーナスが支給されます。
ボーナスって、一般的に前期の成果に対する報酬ですよね?
でもうちは違うみたいなんです。先人によると、かなりの減額を覚悟しないといけないみたいなんです。
正直、このボーナスで嫌な思いをしたくなくて、5月末退職も考えたのですが、そうするとまだ仕事もちょっと残ってて有給休暇をドブに捨てることになるので、微々たる額でももらえるものはもらっておこうと自分に言い聞かせ、6月末退職としました。
さあ、どのくらいのがっかり感になるのか、乞うご期待。
こういうときってメンタル不調のことを話すべきだったのかな
私は不安障害という名前のメンタル不調を抱えています。
でも、その原因の大部分は仕事ではないと思っています。
(もちろん、仕事も移動が多かったり客先に行くことが多かったりと環境的に不安定な部分があるし、それ故組織内のコミュニケーションが希薄だったりもするので、不調の一因・増大要因にはなっていると思いますが・・・)
今つらいのは通勤であって、職場に着いてしまえば自分の役割はしっかりと果たせるし、生産性高く仕事できているし、どちらかといえば「デキる女(やる気はないけど)」を演じられていると思っています。
ということもあり、自分の所属組織のボスにはメンタル不調のことは伝えていません。
なんとか最終出社日まで職場では普通にしていられるように善処しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます
いやー、でも終わりが見えるというのはそれだけで気持ちが楽になってきますね。
まだまだ客先でプレゼンするなど大役を務めなければならない場面は残っているけれど、最後だし、頑張れる。
たぶん。
うん。