こんにちは、ITコンサルタントのまいご(@maigostfr)です。
会社を辞めてフリーランスになってから、自身のITスキル向上をどのように実現したらいいか、いろいろ調べていました。
今回、シリコンバレー発世界最大級の動画学習サイトUdemy(ユーデミー)でいくつか講座を受講してみたので、講座の感想とUdemy自体の使い勝手など2回にわたって記事にしています。
前回は初めてだったので、自分にもある程度の知識はありそうな講座を受講しましたが、今回は自分にとって未知な領域AWS(Amazon Web Service)について学べるコースを受講しました。
ということで、今回の記事ではUdemyそのものの使い勝手も含めて、感想をつづっていきたいと思います。
前回受講時の感想はこちら
実践的なITスキルを学べる動画学習サイト「Udemy」がとっても便利
「Udemy」(ユーデミー)とは?
Udemy(ユーデミー)は、
- 米国シリコンバレー発祥の世界最大級のオンライン学習プラットフォームで
- 実績のある講師陣による4万5千以上の種類の講座を
- オンデマンドでいつでもどのデバイスからでも自分のペースで学べて
- 2010年の設立以来1,500万人の生徒が受講している!
というサービスです。
Udemyで今回受講した講座
私が今回Udemyで受講した講座は、
「初心者でも安心!基礎から学ぶAWSで作る落ちないシステム構築法」
という講座です。
最近よく聞くAmazon Web Service(アマゾンウェブサービス)について知りたかったので選びました。
ゲーム開発会社でオンラインゲームの開発に携わってきた方が講師の、7時間の動画講義でした。
今回の講座の受講目標
この「初心者でも安心!基礎から学ぶAWSで作る落ちないシステム構築法」という講座の受講目標は、AWSで「スケーラブル」(アクセス急増時にサーバー増強できるように設定しておくこと)かつ「アンブレイカブル」(落ちない)なシステムを構築できるようになること、です。
UdemyでAWS講座を受講した感想
今回私が「初心者でも安心!基礎から学ぶAWSで作る落ちないシステム構築法」のオンライン講座を7時間受けてみた感想はこんな感じです。
実際に手を動かしながら進めるのが吉
最初、タブレットで受講していたということもあり、とりあえず講座を一通り見てから操作してみよう、と思っていたのですが、それだとなかなかついていくのが大変でした。
初心者だからこそ、手を動かしながら進めるのが良いです。
今回の講座では、実際にAWSアカウントを作成して、動画を見ながら一緒に操作していくようにしたら、仕組みの理解も進みやすくなりました。
各要素(機能)の関連を理解するのが難しかった
今回の講座の講師は、「〇〇について説明します」「では操作していきましょう」というスタイルで簡潔に進めてらしたので、「その〇〇が全体の中でどんな位置づけのものなのか」「〇〇はなぜ必要なのか」といった観点の説明が少なかったです。
この講座の前提条件に「サーバの基礎知識があること」と記載されていて、私は「基盤を専門に担当した」ことはないのですが、アプリの開発でテストフェーズ全てに関与して、自分でテストデータを取りに行ったり性能設計したり、障害対応(ログから原因を調査するなど)したり、を経験していたので、なんとかついていくことができるかな、と思っていました。
ですが、実際に受けた感想としては、かなり難しかったです。
いろいろ質問してようやく最後までついて行けた、という感じです。
Udemyの仕組みに関する感想
ここからはUdemyそのものの仕組みに関する感想になります。
WEB講座というと、講師は講座を録画して、補助資料等とともにアップしたら終了!というイメージですよね。
そういう場合、講師によって講座の品質に大きく差が出てしまいそうだと思いませんか?
私も実際、AWSの講座を受講開始したばかりの時には正直、
と感じていたんです。
先ほどの「受講した感想」にも書いた通り、それぞれの項目が全体の中でどんな意味があってどう関連しているのか、AWS初心者としては見えづらかったのです。
ただ、受講を進めるにつれ、講師・講座による品質の差を狭めるための工夫がなされているなぁ、と気づきました。
QAコーナーを利用して受講者のペースで質問できる
今回の講座では、講師の声が小さくデバイスを最大音量にしても聞こえづらかったり、講師の操作画面が最大化されていなくて見えづらかったり、という不満要素がありましたが、質問コーナーで受講者から要望が入ると、すぐに音量や画面の対応をしてくださいました。
また、実際に手を動かしてみたらうまくいかない、という受講者も、操作画面のキャプチャとともに質問し、講師に丁寧に答えてもらっていました。
講座が受講者とともに洗練されていく仕組みがある
受講者は、コース受講の途中で、その時点における講座の評価を求められます。
もちろん、受講完了時にもその評価をアップデートしていくわけですが、早い段階から講師へ評価がフィードバックされる仕組みになっています。
そのため、講座のブラッシュアップが早い段階から適切になされているように感じます。
実は先ほど紹介した「各項目の関連がわかりづらかった」という点も、フィードバックをもとに講師が追加で説明をしてくれました。
講座による品質の差が極力狭められるような仕組みになっているな、と感じました。
Udemyは講座の範囲が幅広い
今回私が受講した講座はIT系のものでしたが、講座の範囲は多岐にわたるようで、写真やヨガなどなんでもありな感じです。
見てくださいこのカテゴリ。
IT系はその中でも特にWeb講座との親和性が高いのでしょう、最近気になるIT用語はほぼ網羅している感じです。
ずっとPython勉強したいなと思って無料で学べるサイトをブックマークしているのですが全然手をつけておらず、結局Udemyで受講するかもしれません。
Python 3 入門+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル
おわりに|Udemy受講するならセールを狙おう!
Udemyの講座料金はそれなりに高いですが、よくセールをやっていて、80%オフ!みたいな信じられない割引が行われることもあるようです。
日本ではまだ拡大期なんでしょうね。
せっかくなのでスマホアプリ構築とか、webデザインとか、これを機に学んでみようかな、と思っています。
というか、ちょうどWebデザイン講座が95%オフだったので購入しちゃいました。
Udemyのサイト見るたびにセールやっているように見えるのですが、先生の収益はちゃんと確保されているのでしょうか、余計な心配をしてしまいます。。。
でも利用者としてはセールを狙って自分のスキルをアップデートしていきましょう!