こんにちは、まいごです。
先日、家族で石川県の星野リゾート界加賀に泊まってきました。
星野リゾートには何度か宿泊したことがあるのですが、今回も最高な旅行になったので、紹介したいと思います!
星野リゾート界加賀とは?
星野リゾート界加賀は、石川県加賀市の山代温泉という地域にあります。
最寄り駅は金沢駅から特急で30分ほど離れた「加賀温泉」駅。
元々は「白銀屋」という、北大路魯山人が定宿として愛した老舗旅館だったのですが、2015年12月に「星野リゾート界加賀」として生まれ変わったとのことです。
チェックインから感動
我々は加賀温泉駅からタクシーで向かったのですが、到着した途端にどこからともなくスタッフさんが迎えにきてくれて、荷物も全部持ってくれそうな勢いでロビーまで案内してくれました。
ロビーに到着すると、チェックインのために席に案内してもらえます。
お庭が見える椅子に腰かけて、温かいおしぼりと温かいほうじ茶、そして金沢らしい梅型の落雁をいただきました。
こんな贅沢なおもてなしを受けながらチェックインの手続きを済ませお部屋に案内してもらうことができるのです。
星野リゾート界加賀はお風呂も特別!
星野リゾート界加賀では、大浴場は内風呂・露天風呂とあり、内風呂の壁には九谷焼の様々な絵柄のタイルが紹介文とともに展示されています。
お風呂に入っている間も勉強になりますな。
そして、星野リゾートで密かに楽しみにしているのが、湯上り処。
お水だけでなく、お茶やご当地ドリンクなどが楽しめるのですが、ここ界加賀でのご当地ドリンクといえば、
「加賀棒茶」
ですね。
棒茶というのは、お茶の茎の部分で作ったほうじ茶のことで、最近ではナチュラルローソンをはじめコンビニやスーパーでも見かけるようになってきたのでご存知の方も多いと思います。
湯上り処には冷たい棒茶だけでなく、「棒茶シロップ」というものも置いてあり、ソーダで割って飲めるようになっていました。
これが、、、おいしかったーーー!!
病みつきになっちゃったのですが、初日しか置いておらず残念。
もしかしたら湯上り処のメニューも日替わりなのかもしれません。
星野リゾート界加賀での食事
夕食(1回目)
先付け八寸、お造り、蓋物など、大充実の品々の後に、メインディッシュのカニさんどーん!
メインディッシュまでの品だけでも十分に満足でお腹いっぱいになりつつあったのですが、さらに蟹も楽しめてもうお腹いっぱいです。
朝食(1回目)
お魚はハタハタでしたー初めて食べた!!
夕食(2回目)
夕食前、庶民なもので一瞬心配しちゃったんですよ。
1日目の夕食と献立変わるよね?と。
スタッフさんに聞いたら、当たり前のように「別メニューです、ご安心ください」と答えてくださいました。
カニの次はお肉登場です!
見た感じ少なそうなのですが、食べてみるとかなりのボリューム。
サシが入っているから尚更満足感があります。
本当に期待を裏切らないというか、顧客満足のために考え抜いているんだろうなーと想像してしまいます。
朝食(2回目)
2回目の朝食は、写真のメニューにプラス湯豆腐がつきました。
朝からおなかいっぱい!
星野リゾート界加賀でのアクティビティ_施設内編
星野リゾート界シリーズでは、施設内で退屈することなく過ごせるように、いくつかのアクティビティ(というほど活動的なものではないけれど、、)が用意されています。
星野リゾート界加賀では、こんなお楽しみがありました。
ご当地楽
これはすべての界で行われているようなのですが、ご当地の伝統芸能や特産物などにまつわるイベントを「ご当地楽」と称して毎日開催しています。
界加賀でのご当地楽は、「獅子舞」。
スタッフの方々が自分たちで考えて作り上げているようなのですが、獅子舞の演舞はかなり迫力もあり本格的でした。
小さい子たちはギャン泣きです。。。
獅子舞に頭をガブっとしてもらうと健康でいられるとの言い伝えがあるようなので、最後はみんな獅子にガブりとしてもらいながら写真を撮っていました。
お茶体験
界加賀の前身の「白銀屋」時代から存在する茶室で、本格的なお抹茶をいただくことができました。
時間はチェックインから夕食前までの限られた時間でしたが、おそらくベテランのお茶の先生のような方がお菓子とお茶を出してくださいました。
初めてのお茶体験、茶道経験のある同行者にいちいち小声で聞きながら、失礼のないようにいただきました。
先に出されたお菓子を食べきると、お茶を出していただける、というのが茶道の順番?みたいですよ、皆さんご存知でしたか?
私は全然知りませんでした。。。
星野リゾート界加賀でのアクティビティ_宿周辺編
九谷焼鑑賞、絵付け体験
石川県といえば九谷焼。
宿周辺には、陶器販売店のギャラリーや窯元のギャラリー、それから絵付け体験のできる工房など、九谷焼に関する施設が何軒かあります。
絵心ゼロの私は絵付け体験は遠慮しておきましたが、何件かギャラリーを覗くだけでも目の保養になりますよ。
源泉100%のお風呂「古総湯」
星野リゾート界加賀のある「山代温泉」の中心に、源泉100%の公衆浴場「古総湯」があります。
古総湯は界加賀の入り口の目の前に位置しているのですが、外観も内側も、山代温泉のシンボル!という感じです。
これは昔ながらのスタイルなのでしょうか、いわゆる「洗い場」というものがありません。
番台で受け付けして、男女別の入り口で靴箱に靴をしまって扉を開けるとそこはもうお風呂。
お風呂の出入口付近に脱衣かごが並んでいて、そこで服を脱いで、お風呂からかけ湯をして入浴。
手っ取り早いですね。
全く硫黄臭さなどがなく、本当に源泉100%なのかなぁと不思議なくらい、クセのないお湯。
ただ、お湯が出てくるところは高温(58℃って言ってたかな?)なので触っちゃだめよと番台のお姐さんに注意されます。
さすが、たったの10分くらいしか入浴していなかったのに、体はずっとポカポカ。
2階のお休み処でお茶やお水を飲みながらみんなが揃うのを待つこともできます。
試してみて!加賀パフェ
加賀温泉では、加賀野菜を使った「加賀パフェ」をご当地スイーツとして街興しに取り組んでいるようです。
宿近くにも2件ほどありました。
私は加賀パフェの正体を知らずに行ったのでびっくりです。
だって、、
そして、、、
見えますか?レンコンチップスの下に、白と黄色の何かが。
これが温泉卵です。
野菜を刺すのも温泉玉子を乗せるのも、加賀パフェとして定義されたルールらしいです。
よく考えたもんだ。。。
インスタ映え必至ですよ。
星野リゾート界加賀宿泊時の注意事項
ここからは、せっかくの星野リゾート宿泊を快適に楽しみ尽くすために知っておくべき注意事項をご紹介します。
金沢駅からは約1時間かかります
星野リゾート界加賀へのアクセスは、金沢駅から特急で約30分の加賀温泉駅まで向かい、そこからタクシーで約15分。
加賀温泉駅前には大きめのスーパーとドラックストアがあったので、もし何か必要なものがあれば、こちらで揃えてから向かいましょう。
まあ、アメニティは全部そろっているし、ご飯もおなか一杯になるほど出てくるので、何か買うとしたら「お部屋でおつまみ食べたい」とか、そのくらいでしょうか・・・
目まぐるしく変わる天候
私が訪問したときは、雹(ひょう)が降っては止み、降っては止み、といった気候でした。
傘は必須ですが、滞在中は宿で貸し出してくれます。
周辺施設はそこまで多くはない
温泉街としては、ひなびた温泉街というほどではないけれど、そこまで活気もない、という感じです。
私が宿泊したのは平日だったため、余計に静かだったのかもしれません。
箱根とか日光とかでイメージするような、外に人が多く出てお土産屋さんを覗きながら散歩、という感じではないです。
ただ、宿の目の前に源泉100%の公衆浴場があり、地元の人も多く利用しているようでした。
その周りを取り囲むように、星野リゾートや他の温泉旅館が立ち並んでいます。
星野リゾート界加賀宿泊体験談まとめ
いろいろ書きましたが、とにかく最高!の一言です。
お金はかかるけれど、安定したクオリティが期待できます。
連泊がおすすめです!お金はかかるけれど、、、
それから、個人的に大きなポイントなのが、館内全面禁煙、かつ従業員さんが全員非喫煙者という点。
丁寧な接客でも、タバコの口臭付きではとても辛いので、そういった経営理念はとてもありがたく、ちょっとくらい宿泊費が高くても星野リゾートを選んでしまう大きな理由になっています。
温泉旅行に行くなら次も星野リゾート界シリーズの中から選びます!
「星のや」にも憧れるけど、それはもうちょっと稼げるようになってから・・・
もし行けるようになったら、こちらでレポートしようと思います。