話が違う!”ブラック企業”と”嘘つき企業”に騙されないために

こんにちは、まいごです。

ブログに自分のことを書いたりすると、図らずも自分のキャリアとか人生の棚卸ができてしまうのですが、「そういえば私も転職する時、会社が出してきた条件と実態が違っていた!」ということを思い出しました。

今日はそんな体験談と、嘘ついて人を集めている会社って結構多いのかも、という話を書きたいと思います。

まいごの実体験

転職先の条件交渉にて

約4年前に、某大手転職エージェントを通してITコンサル会社に転職しました。

転職を決めるにあたってただ一つネックだったのは、年収とポジション。
面接では、当時の年収マイナス100万円を希望年収として伝えたものの、それはちょっと難しいということでした。

その後面接は順調に進み内定を得たのですが、今度はエージェントから「入社意思を早く決めろ」と急かされます。
私は年収の件が気になっていたので、もっと話が聞きたいと要求し、会社の人事部と電話面談させてもらうことになりました。

で、人事との面談では評価制度について質問し、1年で昇格することも制度上可能であることを確かめました。
さらに、その後のエージェントを通しての条件提示にて、

  • 2年目以降は「パフォーマンス給」なるものが20~80万円程度支給され
  • 実力によっては2年目で希望年収に到達することも十分可能

というコメントをいただきました。

当時の私は、
「最初は未経験という扱いでも、1年で飛び越えて年相応のポジションに到達してやる!」
「一応外資系だし実力主義でしょ!」

という意気込みでした。(今思うととても楽観的ですね。。。)

1年後の真実

仕事自体は、出張が多い、短期間で複数の客先を回る、という大変さはありましたが、難易度的にはそれほど大変なものではなく、成果物のクオリティも高い状態を維持し、上司の評価もとてもよかったです。

当たり前ですよね。
いくらコンサル未経験でも、ベースのIT知識があって、社会人としての基本スキルがあればできる仕事だったんですから。

しかし、発覚しました。

  • 実態は年功序列(元々年齢層が高いこともあり、ボス曰く「優秀だからって飛び級したら暴動が起きるよ、ハハハ」だそうな)
  • 「パフォーマンス給」なるものは存在しない(先輩曰く「なにそれ?」)

そもそも、頻繁に組織や制度が変わってしまい、何が本当なのかよくわからない世界。
「パフォーマンス給」ももしかしたら昔は存在していたのかもしれないけれど、周りの人は聞いたことない、とのこと。
外資系のグループ企業の中には、そういう朝令暮改的な会社、多いんですかね。

こういう時、どうすべきだったんだろう

嘘ついたのはどっちなんだろう?会社?エージェント?

エージェントにクレームつけてみようかな。でもそんなことしたところで給料上がるわけじゃないし。。。
雇用契約書に書かれていたわけでもないから、条件提示メール見せてもなんともならないんだろうな。。。

正直、今でもどうするのが正解だったのかわかりません。

でも、

嘘つくような上司や人事がいる会社にずっと居てはいけない!
という気持ちはその時からずっと消えていません。

得られた教訓

求人広告の巧妙な誤解ワードに注意!

「フラットな組織なので、実力があればすぐに昇給・昇格が可能です」

未来のことは全くもって確実ではありません。
契約書面に記載されていない以上、それが嘘だったとしても誰に文句を言うこともできません。

エージェントに対しても常に懐疑心をもつべし

エージェントは自分に合った求人を探してくれ、場合によっては条件交渉までしてくれます。

でも、彼らが私たち求職者に対してタダでお世話をしてくれるのは、入社先の企業から受け取れる報酬があるからです。
そしてその報酬に基づきエージェント個人の収入が変動するからです。

企業から受け取れる報酬は、「入社した人の初年度年収」に対して一定の割合で、というのが一般的なようです。

もちろん、条件交渉をがんばって、その求職者の年収を引き上げることで成果を大きくすることもできますが、おそらく彼らにとっては、「求職者を多くの企業と面接させてさっさと入社させ、たくさんの求職者をさばく」という方が報酬効率がよいのではないでしょうか。

エージェントはありがたい存在ではあるけれど、「求職者に企業を売りつけてくる人」という意識を持つことも大事だと思います。

「ブラック企業」「嘘つき企業」撲滅に動く人たち

「ブラック企業」という言葉は世間的にもかなりメジャーになっていますが、そんな「ブラック企業」の実態が世間一般に明らかになるのはいつも、

  • 過労自殺に追い込まれた人のご遺族が訴えを起こす
  • 病気に追い込まれた人が自ら声をあげる

など、大変な事態が起こってしまってから、ですよね。

でも、最近自分の生きる世界が変わったからかもしれませんが、世間一般には知れ渡っていないような「ブラック企業」の実例を公開したり、「嘘つき企業」を求人広告から排除しようとしたりする動きがあることを知りました。

ブラック企業と戦う人たちのサイト

言わずと知れたヒトデさんが立ち上げたサイト。
shachiku-festival.com
ブラック企業で働いている(いた)方の実体験とか、洗脳のようなヤバイ研修とか、自分の想像を超えたブラックぶりを知ることができます。

「嘘がない」求人広告を掲載するサイト

ブラック企業根絶を目指す「嘘のない求人サイト」というサイトがあるようです。

実は先日そのサイトを運営している方から、意見をもらいたいと連絡をいただいたことで知りました。
まだ試行段階、プレオープンという状況のようですが、以下の基準で「ブラック企業認定」を行い、ブラックと認定された企業の求人広告は掲載しない、というポリシーだということです。

労働基準法遵守ではなく、求人票に好条件な提示を行い人員の誘引行為を行っている企業を指します。
(出典:https://adelt.jimdo.com/

拝見した感想としては、

  • 無料のサイト作成サービスを使っているため、今後信頼性という点で気にする人が出てくるかも
  • 現時点のトップページの構成が「企業側or求職者側、どちらに向けてのメッセージなのか」一見わかりづらいかも

というところでしたが、ポリシーにはとても共感できるので、ぜひ今後利用実績が増え、全体のクオリティと信頼性が上がっていったらいいな、と思っています!